スピリチュアル・ディレクション

Q:スピリチュアル・ディレクションとは?

日本語では「霊的同伴」と呼ばれています。日々の生活の中において、ガイダンスを受ける側(被同伴者)が、神のご臨在や御業に注目し、静かに示される神の招きに応答していく歩みを育んでいくプロセスです。真の指導者は聖霊であり、スピリチュアル・ディレクター(霊的同伴者)は被同伴者がその聖霊の声を識別する歩みに寄り添います。お互いに聴き、神様に聴き、自分と向き合うゆったりとした時間を持ちます。互いの支えと祈りの輪を通して、共に主を求め、立ち止まって主を見つめる、そのような時間を作ってみませんか?

英語では「スピリチュアル・ディレクション」と呼ばれます。メンタリングやコーチングのように、師が生徒を指導するものではありません。また導き手がプランやカリキュラムを持っていたり、アドバイスをする時間でもありません。この時間は、ガイダンスを受ける側が、神様との歩みや心の動きについて分かち合い、聖霊の声に聴きながら、新たな発見を待ち望みます。

Q:グループでのスピリチュアルディレクションでは何をするのですか?

ー「主は今、私の人生の中で何をされているのか?」グループスピリチュアルディレクションは、”聴く”ことに重点を置いている集まりです。 お 互いの思いを聞き、自分の心の声に耳を澄ませ、主の導きに耳を傾けるときです。グループディレクションでは5~7人で集まり、約1時間半の間、沈黙の時を十分に持ちながら、「聴く」時間を意図的に持ちます。主との関係を互いに助け合い、御声を受け止めていくことがグループスピリチュアル・ディレクションの一番の目的です。

ーグループディレクションでは、意図的に沈黙の時間が多く含まれています。方向性が与えられ ない、ただの沈黙ではなく、ディレクターが霊的修練や質問を提供しつつ導きます。

Q:宿題はありますか?

ー宿題はありません。ただ、毎回集まるたびに、「神様に聴こうとする姿勢」、そして「今のありのままの自分」を持ってくることが、参加者の方に求められる課題です。

Q:バイブルスタディーとの違いは何ですか?

ーバイブルスタディーは聖書の学びに集中します。聖書の学びは、クリスチャンとしての歩みの 中でとても重要なものです。スピリチュアル・ディレクションは、学びではなく、他の兄弟姉妹 の状況に寄り添い、心の動きに「聴き」、神様が新たに示してくださることに焦点をおいています。

Q:セッションの流れはどんな感じですか?

ー最初にスピリチュアルディレクターが短いディボーションの時を持ちます。それを元に、メンバーそれぞれが、沈黙と黙想の時を持ちます。次に一人の参加者が語られたこと、また日常生活の中で気にかかっていることを、グループのメンバーに分かち合います。他の参加者は話しているメンバーの話に耳を傾け、主がどのようにその人の人生に働 いているのか、思い巡らせながら聴くことに集中します。

山田桂子 (スピリチュアル ディレクター

宣教団体に10年間所属し、3か国にわたり弟子訓練のため奉仕。クリスチャンの霊的形成に関 心をもつ。クリスチャンの霊性に深く寄り添い、信仰の成長を支えるため、アメリカのタル ボット神学校でSpiritual Formation and Soul Careを専攻、2018年5月に同修士課程を修了。卒 業後、BIOLA大学においてスピリチュアルディレクターとして採用され、学生の霊的形成の指 導に当たる。また、プロのピアニスト、画家としての賜物を用いセミナーやコンサートを行っ ている。 bit.ly/keikostoryteller